はじまりは創業者、
安藤百福創業者会長の夢
日清食品の創業者、安藤百福創業者会長のゴルフに対する愛情と『食とスポーツを通じて社会に貢献したい』という思いから日清都カントリークラブは生まれました。世界初の即席麺を開発、日清食品を創業し事業拡大で多忙極める中、時間制約もあり、思うようにプレー出来ませんでした。
そんな時、所有していた宇治市五雲峰を中心とする景勝地「雄大な景色を眺められる、この場所に自分の手でゴルフ場を創りたい。」全てはここより始まりました。1963年(昭和38年)の事でした。
安藤百福創業者会長が、コース設計依頼したのは鳴尾ゴルフ倶楽部、三好カントリー倶楽部、千刈カンツリー倶楽部などを設計した名匠J.E.クレーン氏でした。「その土地の持っている地形と樹々を戦略・魅力的に活かす。」を、設計理念とし、ドッグレッグの魔術師とも異名とったクレーン氏ですが赤土色の岩肌と岩盤層の連続には苦労しました。構想より3年、1966年(昭和41年)10月29日に18ホール6809yd、『都カントリークラブ』(1984年(昭和59年)日清都カントリークラブに名称変更)は開場しました。
1966年(昭和41年)11月には高松宮殿下をお迎えし、開場記念杯が開催されました。
1971年(昭和46年)関西ゴルフ連盟(KGU)に加盟1980年代に入ると、クラブ運営も軌道にのり、より良いクラブライフへの気運から9ホール増設計画が発表されました。
1984年に工事着手、1985年(昭和60年)9月に「都」コース完成し、「宇治」・「醍醐」・「都」コースの27ホールがオープンしました。元号が、「平成」に変わった1989年(平成元年)、翌年には新クラブハウスが建設されました。
1990年代に入っても、ゴルフ場改善は続けられ、その甲斐あってか、1998年(平成10年)には「関西アマチュアゴルフ選手権京都地区予選」や「関西シニアゴルフ選手権地区予選」、「国体記念全国アマチュア選手権」なども開催されました。
2000年代に入ると、2002年(平成14年)には全国から女性アマチュアゴルファー集う、「第一回企業対抗全国レディースゴルフ大会」決勝大会が開催されます。
2009年(平成21年)、開場45周年となる2011年(平成23年)までの3ケ年計画として、3コース全面ベントワングリーン化の改造工事がスタートし、2011年9月に完成しました。
2012年(平成24年)8月14日、京都府南部を襲った未曾有の豪雨によりコースは甚大なる被害を受けましたが、クラブメンバー方々の温かい激励と支援、経営母体の日清食品ホールディングス、安藤百福創業者会長が築いた日清都カントリークラブにかける熱意を引き継ぐため災害を乗り越え力強い歩みが続けられました。
しかし、またもや2018年(平成30年)には7月の西日本豪雨、9月の台風21・24号と立て続けに襲来しました。
これにより災害を未然に防ぐ自然災害防災工事を行うとともに、より快適にプレー出来るコースにするために、2020年(令和2年)1月より18ホール再編工事が始まりました。2023年(令和5年)9月2日(土)にグランドオープンしました。
日清都カントリークラブはご来場プレー頂く皆様の笑顔と共に歩み続けます。
今までも、これからも